若林北野神社|旧石天神、牛天神
若林北野神社の概要
若林北野神社は、世田谷区若林にある北野神社です。若林北野神社の創建年代は不詳ですが、深大寺住僧長弁花光坊の「私案抄」に「応永8年(1401)にここで連歌法楽を興行した」と記載されていたことから、応永8年(1401)には祀られていたことが判ります。「私案抄」では、神体が石だったことから石天神と称されていたといい、また江戸期には牛天神と称されていたともいいます。
社号 | 北野神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
境内社 | - |
相殿 | - |
祭日 | - |
住所 | 世田谷区若林3-34-16 |
備考 | - |
若林北野神社の由緒
若林北野神社の創建年代は不詳ですが、深大寺住僧長弁花光坊の「私案抄」に「応永8年(1401)にここで連歌法楽を興行した」と記載されていたことから、応永8年(1401)には祀られていたことが判ります。「私案抄」では、神体が石だったことから石天神と称されていたといい、また江戸期には牛天神と称されていたともいいます。
せたがや社寺と史跡による若林北野神社の由緒
北野神社(若林3-34)
祭神は菅原道真公。
武蔵国深大寺の住僧長弁花光坊の「私案抄」には、応永8年(1401)にここで連歌法楽を興行したことが見え、当時ご神体は石で、石天神と称せられていたという。江戸時代は牛に乗った天神が御祭神で牛天神といわれ、境内に井戸があり、白蛇が棲んでいると伝えられた。
菅は虫歯の病気に霊験あらたかで、虫歯をやんだ時は天神に祈り、神殿の格子戸にさげた房楊子を借りて治療し、治ったならば新らしい房楊子をあげる習慣があったという。(せたがや社寺と史跡より)
新編武蔵風土記稿による若林北野神社の由緒
(若林村)天神社
社地三十坪、本村の中央往来の傍にあり、前に鳥居を建つ、柱間六尺、本郡世田ヶ谷村勝国寺持。(新編武蔵風土記稿より)
若林北野神社の周辺図