瀧王子稲荷神社|瀧氏と呼ばれていた当地
瀧王子稲荷神社の概要
瀧王子稲荷神社は、品川区大井にある稲荷神社です。瀧王子稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、瀧氏と呼ばれていた当地に稲荷社を創祀、瀧氏稲荷と称していた際に、王子権現を相殿として奉祀して瀧王子権現となったのではないかとも、瀧氏稲荷を誤って瀧王子稲荷となったのではないかともといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 宇迦御魂神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 品川区大井5-12-8 |
備考 | - |
瀧王子稲荷神社の由緒
瀧王子稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、瀧氏と呼ばれていた当地に稲荷社を創祀、瀧氏稲荷と称していた際に、王子権現を相殿として奉祀して瀧王子権現となったのではないかとも、瀧氏稲荷を誤って瀧王子稲荷となったのではないかともといいます。
「大井町史」による瀧王子稲荷神社の由緒
瀧王子稲荷神社
此社は、舊記に「瀧王子権現社地森之内瀧氏王子権現相殿稲荷」とあり、俗に瀧王子稲荷と稱し、瀧王子四千五百二十六番に在る無格社である。昔この地は瀧氏と稱したが、王子権現を相殿として奉祀せし爲め瀧王子と稱へるに至つたものであらう。
宇迦之御魂命を祭神に祀つてある、境内には樟・椎・松等の大木多く、遠くより之を望めば鬱蒼たる森林の観あり、社地は東折廻し二十三間、南折廻し十七間、西十五間、北十二間ある。(「大井町史」より)
新編武蔵風土記稿による瀧王子稲荷神社の由緒
(大井村)瀧王子権現社
除地五畝後歩、村の中程にあり、相殿に稲荷を合祀す、土人瀧氏の稲荷といひしを誤り来れるにや(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による瀧王子稲荷神社の由緒
創建年月日不詳。付近の住民に崇敬されてきた。境内に池があり、水が湧出ている。(東京都神社名鑑より)
瀧王子稲荷神社の周辺図
参考資料
- 「東京都神社名鑑」
- 新編武蔵風土記稿
- 「大井町史」