本光明山大願寺|新宿区榎町にある浄土宗寺院
大願寺の概要
浄土宗寺院の大願寺は、本光明山放照院と号します。大願寺の創建年代等は不詳ながら、津久戸より当地へ移転したといい、天蓮社暁誉上人露吟和尚(寛文7年寂)が開山したといいます。
山号 | 本光明山 |
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院号 | 放照院 |
寺号 | 大願寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 新宿区榎町53 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大願寺の縁起
大願寺の創建年代等は不詳ながら、津久戸より当地へ移転したといい、天蓮社暁誉上人露吟和尚(寛文7年寂)が開山したといいます。
「牛込區史」による大願寺の縁起
本光明山改照院大願寺 知恩院末
初め津久戸にあり、後榎町に移つたと云ふが起立、移轉、共に不詳である。開山天蓮社暁誉上人、寛文七年七月二日遷化。舊境内四百七十六坪、済松寺領年貢地。(「牛込區史」より)
御府内寺社備考による大願寺の縁起
京都知恩院末 牛込榎町
本光明山放照院大願寺、境内四百七拾六坪済松寺領年貢地
起立之年代相知分不申候得共最初本牛込津久戸町ニ而起立仕候後御用地ニ相成右之此所江相成相当
開山天蓮社暁誉上人露吟和尚寛文七未年七月二日遷化、右筑前博多人姓ハ佐度氏博多極楽寺ニおいて出家観智国師ニ的法し私信後松本大法寺ニ住持後當寺并早稲田大養寺開山ニ相成申候
本堂、土蔵造二間三間。本尊弥陀如来、木坐像長壱尺八寸御頸ハ稽丈會碧主勲之作御身容ハ運慶作。
内佛弥陀如来、木立像長壱尺三寸聖徳太子作。
厄除地蔵尊、木立像長壱尺八寸。
子聖大権現、木坐像長六寸。
以上丁亥書上(御府内寺社備考より)
大願寺の周辺図