天沼八幡神社|旧天沼村字中谷戸の鎮守
天沼八幡神社の概要
天沼八幡神社は、杉並区天沼にある八幡神社です。天沼八幡神社は、旧天沼村字中谷戸の鎮守社として天正年間(1573-1591)に創建したと伝えられます。明治40年に四面道市杵嶋神社を合祀、昭和2年村社に列格したといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 応神天皇 |
相殿 | 市杵嶋比売命 |
境内社 | 大鳥神社・稲荷神社・須賀神社・金山彦神社・日枝神社 |
祭日 | 例祭日8月26日 |
住所 | 杉並区天沼2-18-5 |
備考 | 旧天沼村中谷戸鎮守、旧村社 |
天沼八幡神社の由緒
天沼八幡神社は、旧天沼村字中谷戸の鎮守社として天正年間(1573-1591)に創建したと伝えられます。明治40年に四面道市杵嶋神社を合祀、昭和2年村社に列格したといいます。
杉並区教育委員会掲示による天沼八幡神社の由緒
この神社は、「新編武蔵風土記稿」多摩郡天沼村の条に八幡社とあって「除地、百五十坪、コレモ中谷戸ニアリ此所ノ鎮守ナリ本社ハ三尺四方ニテ覆屋二間ニ三間南向例祭九月ニテ下ノ稲荷十二所権現ト交ル々々行ヘリト云ウ」と記されているように、旧天沼村字中谷戸の鎮守で天正年間(1573-1591)の創建と伝えられています。
祭神は応神天皇です。
明治四十年九月に字四面道の鎮守厳島神社(祭神市杵嶋比売命)を合祀しました。
昭和二年四月に村社となりました。
境内末社に大鳥神社(一殿)・稲荷神社(二殿)・須賀神社・金山彦神社・日枝神社(以上合殿)があります。
なお、日枝神社はその昔、天沼村が江戸時代に赤坂の日枝神社(山王日枝神社)社領であったため、旧村から末社としてこの地に奉斎されました。
相殿の祭神市杵嶋比売命は、合祀以来水神・安産の神として深く信仰され、雨乞いの行事として熊手市がたちます。当社では開熊手守・福桝等を授与しています。
現在の社殿は、昭和五十二年に改築されました。(杉並区教育委員会掲示より)
新編武蔵風土記稿による天沼八幡神社の由緒
(天沼村)八幡社
除地、百五十坪、これも中谷戸にあり。此所の鎮守なり。本社は三尺四方にて覆屋二間に三間南向、例祭九月にて下の稲荷十二所権現と交る云々行へりと云ふ。蓮華寺の持なり(新編武蔵風土記稿より)
天沼八幡神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 杉並・荻窪の天沼八幡神社 公式ホームページ