長浦神社|第六天社として創建
長浦神社の概要
長浦神社は、墨田区東向島にある神社です。長浦神社の創建年代は不詳ですが、第六天社として創建、明治維新後地名より長浦神社と改称したといいます。明治9年別当寺だった真光寺で祀られていた登由宇気神を合祀、この稲荷は安産稲荷とも呼ばれて崇敬が篤かったといいます。
社号 | 長浦神社 |
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祭神 | 宇迦之御魂神、神皇産霊神、登由宇気神 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷社 |
住所 | 墨田区東向島6-27-7 |
祭日 | 初午祭 |
備考 | - |
長浦神社の由緒
長浦神社の創建年代は不詳ですが、第六天社として創建、明治維新後地名より長浦神社と改称したといいます。明治9年別当寺だった真光寺で祀られていた登由宇気神を合祀、この稲荷は安産稲荷とも呼ばれて崇敬が篤かったといいます。
東京都神社名鑑による長浦神社の由緒
鎮座年代は詳らかでない。古来第六天社といい、文化二年(一八〇五)の書上帳には「御除地壱畝弐歩第六天縁起無く社高さ六尺」とみえる。明治神仏分離後は、所の名前を取って長浦神社と改める。明治九年に旧別当寺真光寺内の登由宇気神を合祀する。明治二十七年には社殿を改築する。(東京都神社名鑑より)
「墨田区史」による長浦神社の由緒
鎮座の由来・年代ともに不明である。祭神は神皇産霊神・登由宇気神で、ほかに明治七年(一八七四)に蓮花寺に合して廃寺となった真光寺の境内にあった稲荷神社を合殿としている。この稲荷社は、安産稲荷と呼ばれて崇敬が厚い。(「墨田区史」より)
新編武蔵風土記稿による長浦神社の由緒
(寺嶋村附持添新田)
第六天社。
一は真光寺持、一は正円寺持。
真光寺
これも同末(新義真言宗寺嶋村蓮花寺末)鏡池山と号す。慶長19年起立。開基は快賢。本尊弥陀を安す。
稲荷、鏡池稲荷と号す。 (新編武蔵風土記稿より)
長浦神社の周辺図
参考資料
- 「墨田区史」
- 東京都神社名鑑