子育地蔵堂|文化年間に得た石造りの地蔵尊
子育地蔵堂の概要
子育地蔵堂は、文化年間(1804-1818)隅田川堤防改修中に得た石造りの地蔵尊を、庚申塔のあった当地に祀ったことに始まります。

名所旧跡名 | 子育地蔵堂 |
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住所 | 墨田区東向島3-2 |
電話番号 | - |
みどころ | - |
備考 | - |
子育地蔵堂の由緒
子育地蔵堂は、文化年間(1804-1818)隅田川堤防改修中に得た石造りの地蔵尊を、庚申塔のあった当地に祀ったことに始まります。
伝承によると、文化年間(1804-1818)に隅田川堤防改修中に石造りの地蔵尊を得、それを当地の植木屋平作が、この地蔵尊の霊験に感得して、庚申塔のある辻に祀ったのに始まると言います。
以来、この地蔵尊は高名となって参詣者も多く、講中も結ばれ、四の日には縁日も開かれ露店も並んだと言われます。また、この堂に向って川堤に登る通りに「地蔵坂」の名をとどめています。
なお、上流の白髭神社に至る300mほどの小径は、旧「墨堤の道」の名残です。(すみだの史跡文化財めぐりより)
子育地蔵堂所蔵の文化財
- 子育地蔵尊由来碑
- 庚申諸像
- 濁らじとの御詠歌碑
- 唐楓の碑
子育地蔵堂の周辺図