福聚山正観寺|南葛八十八ヶ所霊場
正観寺の概要
天台宗寺院の正観寺は、福聚山慈眼院と号します。正正観寺は、天正20年(1593年)浅草寺の忠尊和尚が開基し創建したと伝えられます。南葛八十八ヶ所霊場67番、新葛西三十三所観音霊場20番です。
山号 | 福聚山 |
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院号 | 慈眼院 |
寺号 | 正観寺 |
住所 | 墨田区押上3-32-4 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正観寺の周辺図
正観寺は、天正20年(1593年)浅草寺の忠尊和尚が開基し創建したと伝えられます。
「墨田区史」による正観寺の縁起
正観寺(押上三丁目三二番四号)
天台宗浅草東光院末寺で、福聚山と号L、文禄二年(一五九三)の創建である。 開山は忠尊和尚と伝えるが、一説には僧重斎ともいう。本尊は阿弥陀如来である。なお、「東都歳事記」には、元禄ころの記録として葛西三十三所観音参りが挙げられているが、正観寺はその二一番に名を連ねている。(「墨田区史」より)
新編武蔵風土記稿による正観寺の縁起
正観寺
同宗(天台宗)浅草東光院の末、福聚山慈眼院と号す。本尊阿弥陀、傍に観音あり。開山重奮承応2年5月25日死す。客殿に聖天あり。
地蔵堂。本尊の外、弥陀をも置り共に石像なり。(新編武蔵風土記稿より)
正観寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿