千束稲荷神社|北千束郷の氏神様
千束稲荷神社の概要
千束稲荷神社は、台東区竜泉にある稲荷神社です。千束稲荷神社は、千束郷の北側(後に龍泉寺村)に位置する当地に、寛文年間(1661-72)創建したといい、明治維新後は龍泉寺村の村社に定められたといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | 素盞嗚尊 |
境内社 | - |
住所 | 台東区竜泉2-19-3 |
備考 | 村社 |
千束稲荷神社の由緒
千束稲荷神社は、千束郷の北側(後に龍泉寺村)に位置する当地に、寛文年間(1661-72)創建したといい、明治維新後は龍泉寺村の村社に定められたといいます。
御府内寺社備考による千束稲荷神社の由緒
千束稲荷神社2間4間、拝殿3間2間、稲荷社除地78坪。末社疱瘡神。(御府内寺社備考龍泉寺項より)
東京都神社名鑑による千束稲荷神社の由緒
当社の創立は寛文年間(一六六一-七二)と伝えられている。鎌倉時代中期に相模国伊勢原の北条氏の家臣が、神社とともに移り住み、当地を開墾したとの説があるが、室町・戦国時代には武士同士の内紛が激しくこの説の実証は困難である。江戸時代になって徳川家康の命によって開発され、新吉原遊廓開設とともに人口も急増しており、神社としての形態は江戸初期に整えられたことに間違いない。江戸前期には北千束郷の氏神様であり、江戸中期に竜泉寺村が起立して以来、竜泉寺村(現竜泉)の氏神様として崇敬されている。当社は樋口一葉の「たけくらべ」にお祭りの様子が描かれている。(東京都神社名鑑より)
千束稲荷神社の周辺図