三島神社|河野通有が勧請
三島神社の概要
三島神社は、台東区下谷にある神社です。三島神社は、弘安の役で勇名を馳せた河野通有の発願により、彼の出身地に鎮座する三島神社を勧請、創建したといいます。
社号 | 三島神社 |
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祭神 | 大山積命 |
配祀 | 身島姫命(木花開耶姫命)、和足彦命(石長姫命)、上津姫命(雷神)、下津姫命(龍神) |
境内社 | 火除稲荷社 |
祭日 | 例祭日6月14日・15日 |
住所 | 台東区下谷3-7-5 |
備考 | 村社 |
三島神社の由緒
三島神社は、弘安の役で勇名を馳せた河野通有の発願により、彼の出身地に鎮座する三島神社を勧請、創建したといいます。
境内掲示による三島神社の由緒
当神社は凡六百七十年前弘安の役勇将河野通有の発願により其の一族が伊予国越智郡に鎮座する日本総鎮守大山積命を武蔵国豊島郡に勧請して金杉村上野山内の自邸に奉斎し此の地方一帯の守護神と定め社殿を建立したのに始まると謂ふ。其の後歳月を経て此の地方が段々と開けて土地に人々も此の神の御神徳を尊び現に氏神産土神として崇敬し弥高き霊験を拝して居ります。(境内掲示より)
東京都神社名鑑による三島神社の由緒
弘安四年(一二八一)、元冠の役のみぎり、勇将河野通有は、氏神の三島大明神に祈願し、白鷺の瑞祥によって、ついに夷狄を潰滅した。赫々たる武勲を立てた通有は、凱旋の夢の中に大山祇大明神を、武蔵国豊島郡に勧請するようにとの神のお告げを受けた。その分霊を奉じて上野山内の河野氏の館に勧請し、里人は深く尊崇し金杉村鎮守として奉斎したのである。当神社の宗社は愛媛県越智郡大三島の大山祇神社である。(東京都神社名鑑より)
三島神社の周辺図