竹町金刀比羅神社|台東区台東の神社

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竹町金刀比羅神社|生駒讃岐守一正の邸内鎮守

竹町金刀比羅神社の概要

竹町金刀比羅神社は、台東区台東にある金刀比羅神社です。竹町金刀比羅神社は、当地周辺にあった生駒讃岐守一正の中屋舗邸内鎮守として創建したといいます。

竹町金刀比羅神社
竹町金刀比羅神社の概要
社号 金刀比羅神社
祭神 金刀比羅大神
相殿 -
境内社 -
祭日 例大祭5月10日・10月10日
住所 台東区台東2-24-1
備考 -



竹町金刀比羅神社の由緒

竹町金刀比羅神社は、当地周辺にあった生駒讃岐守一正の中屋舗邸内鎮守として創建したといいます。

境内掲示による竹町金刀比羅神社の由緒

御祭神は生駒氏中祖より崇敬する処にして、従四位下、讃岐守生駒一正慶長年間、徳川家江戸開府のおり、竹町及び周辺を中屋敷に受領し、自家の崇敬並に領国民の信仰する処なるを以て、神祠を自邸内に建営し、領国讃岐国象頭山、金刀比羅大権現の神霊を頒ってここに安置す。 現社殿は、戦災で焼失せるものを、当町並に近隣の崇敬の念厚き人達の浄財により、昭和三十八年十一月十日に、再建せるものである。(境内掲示より)

東京都神社名鑑による竹町金刀比羅神社の由緒

大和国平群郡生駒の荘より起こった藤原姓の豪族生駒氏は、戦国時代親正の時に家運が隆盛した。親正は信長・秀吉に仕え、関ケ原合戦で徳川方につき、戦後讃岐高松六万石を与えられ、高松城に居城したことから、象頭山金刀比羅大権現を尊崇し、慶長年間(一五九六-一六一五)江戸の生駒家中屋敷にその分霊を勧請した。これが、当金刀比羅神社の創祀といわれる。創祀されたころより生駒氏の尊崇はいうまでもなく一般庶民に至るまで当社を尊信した。しかし、当時は一般の人びとが大名屋敷に出入することは幕法により厳禁されていたので、生駒氏は、幕府に庶民立入りを願い出て許可を得た。そして毎月十日の祭日には一般の人びとの参拝が許された。(東京都神社名鑑より)


竹町金刀比羅神社の周辺図