鶴亭山威光院|御府内八十八ヶ所霊場
威光院の概要
真言宗智山派寺院の威光院は、鶴亭山隆全寺と号します。威光院は、辨清法印(元和5年1619年寂)が開山となり、桜田村(千代田区)に創建、慶長5年八丁堀へ、元和8年(1622)当地へ移転したといいます。。御府内八十八ヶ所霊場62番札所です。
山号 | 鶴亭山 |
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院号 | 威光院 |
寺号 | 隆全寺 |
住所 | 台東区寿2-6-8 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 御府内八十八ヶ所霊場62番札所 |
威光院の縁起
威光院は、辨清法印(元和5年1619年寂)が開山となり、桜田村(千代田区)に創建、慶長5年八丁堀へ、元和8年(1622)当地へ移転したといいます。
「淺草區史」による威光院の縁起
威光院
榮久町にあり鶴亭山と號し、新義眞言宗智山派に屬し、京都智積院に末寺あり。文禄三年僧辨清之を櫻田村に開基し、慶長五年八町堀に移り、元和八年今の地に移る。(「淺草區史」より)
御府内寺社備考による威光院の縁起
芝愛宕前円福寺末、浅草新堀端
鶴亭山威光院、境内古跡拝領地704坪。
当寺起立之年代不詳候。
新堀切割之節新堀端通り境内川端往来之所上り地二相成、追而替地可被下筈之段、申伝二御座候。
開山法印弁清、元和五末年三月廿七日示寂。
中興法印秀仙、安永七成年七月二日示寂。
本堂、間口6間奥行4間半。本尊大日如来、座像台座惣丈4尺5寸。
護摩堂間口2間奥行2間半。不動明王長2尺5寸恵心僧都作。二童子アリ。
以上乙酉書上
鶴亭山般若寺威光院。江戸志(御府内寺社備考より)
威光院の周辺図
参考資料
- 「淺草區史」
- 御府内寺社備考