燈明寺|台東区北上野にある天台宗寺院

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赤城山燈明寺|台東区北上野にある天台宗寺院

燈明寺の概要

天台宗寺院の燈明寺は、赤城山円応院と号します。燈明寺は、権大僧都法印祐般(寛永3年1626年寂)が神田駿河台に開山、明暦3年当地へ移転したといいます。

燈明寺
燈明寺の概要
山号 赤城山
院号 円応院
寺号 燈明寺
住所 台東区北上野2-1-5
宗派 天台宗
葬儀・墓地 -
備考 -



燈明寺の縁起

燈明寺は、権大僧都法印祐般(寛永3年1626年寂)が神田駿河台に開山、明暦3年当地へ移転したといいます。

「下谷區史」による燈明寺の縁起

燈明寺(山伏町二番地)
延暦寺派、赤城山園應院と號す。本尊阿彌陀如来。開山を祐般(寛永三年寂)といひ、はじめ神田駿河臺に在り、明暦三年今の地に移つたのである。江戸時代には東叡山末であつた。當寺に信州善光寺の燈明があり、有心の輩に授けたことは、江戸名所圖會、新編江戸志に既に見えてゐる。又境内に赤城明神社があつたが、神佛分離の際撤去せられた。(「下谷區史」より)

御府内寺社備考による燈明寺の縁起

東叡山(寛永寺)末 浅草新寺町 赤城山円応院燈明寺、境内古跡拝領地1390坪余。
当寺之儀者往古駿河台ニ御座候処、御用地ニ被召上代地浅草只今之処へ拝領仕候由ニ候得共、申伝而巳ニ而旧記等無御座相知不申候。
開山権大僧都法印祐般。寛永3年10月29日寂。
本堂梁間3間横6間。向拝9尺、本尊阿弥陀如来立像、ニ脇士観音勢至、釈迦如来涅槃像。
赤城社間口2間奥行3間、拝殿9尺2間。
本地仏千手観音菩薩、不動明王、毘沙門天王。稲荷社。石地蔵。(御府内寺社備考より)


燈明寺の周辺図