月輪山円照寺｜台東区西浅草にある真宗大谷派寺院
円照寺の概要
真宗大谷派寺院の円照寺は、月輪山と号します。円照寺は、九條関白兼実公（月輪殿、法名圓照）が開基となり創建、月輪山圓照寺と号したといいます。天正年間の戦乱で罹災、慶長年末に江戸神田で再興、明暦の大火により当地へ移転したといいます。
| 山号 | 月輪山（つきのわさん） |
|---|---|
| 院号 | - |
| 寺号 | 円照寺 |
| 住所 | 台東区西浅草1-9-3 |
| 宗派 | 真宗大谷派 |
| 葬儀・墓地 | - |
| 備考 | - |
円照寺円照寺の縁起
円照寺は、九條関白兼実公（月輪殿、法名圓照）が開基となり創建、月輪山圓照寺と号したといいます。天正年間の戦乱で罹災、慶長年末に江戸神田で再興、明暦の大火により当地へ移転したといいます。
「浄土真宗東派明細簿」による円照寺の縁起
東本願寺末武蔵國豊島郡東京浅草松清町廿七番地
月輪山 真宗 圓照寺
開基者九條関白兼実公（月輪殿）出家シテ法名圓照公直弟ニシテ名花園兼誓（父者藤原氏ノ眷属母者源氏佐々木ノ女ト云）殿下ニ給仕ス依テ同公ヨリ直作ノ自像ヲ賜ヒ旦法号ヲ寺号ニ下シ月輪ヲ山号ニ賜依テ遂ニ洛陽月輪邊一宇ヲ結是月輪山圓照寺ト称スルノ始也時ニ兼誓滅後佐々木懇請ヨリ右家ヲ三列ニ移シ候所天正年間兵火罹リ檀越書類尽滅ス十壱代兼順不得止慶長年末東武神田江移住シテ寺ヲ再與スル尓ルニ明暦三酉念神田回禄値日年猛夏今ノ浅草住シ開基ヨリ今拙僧迄拾八代相續仕九條家藤原紋モ用来候 寺格内陣地ニ御座候也（「浄土真宗東派明細簿」より）
円照寺の周辺図
参考資料
- 「浄土真宗東派明細簿」