泰平山萬隆寺|台東区西浅草にある曹洞宗寺院
萬隆寺の概要
曹洞宗寺院の萬隆寺は、泰平山と号します。萬隆寺は、玄路統玄大和尚(嘉慶2年1388年没)が出羽国に創建、8世路山和尚が江戸へ移転しました。当所湯島にありましたが、明暦3年の大火後当地に移転しました。
山号 | 泰平山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 萬隆寺 |
住所 | 台東区西浅草3-27-22 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
萬隆寺の縁起
萬隆寺は、玄路統玄大和尚(嘉慶2年1388年没)が出羽国に創建、8世路山和尚が江戸へ移転しました。当所湯島にありましたが、明暦3年の大火後当地に移転しました。
御府内寺社備考による萬隆寺の縁起
加賀国金沢大乗寺末 浅草新寺町
泰平山万隆寺、境内拝領地2288坪。
明暦3年、湯島ニ而寺地拝領仕致起立候処、其後年代知らす、当所江替地拝領仕引移申候。
開山玄路統玄大和尚、天正元年5月8日寂。
8世中興路山是道大和尚、天正元年5月8日寂。羽州光善寺と云寺路山和尚住職被致候所、其比兵乱にて廃寺故血脈を持四方遊暦して終江府ニ来、湯島に草庵を結。其後明暦大火後当境へ替地を給ふ。
開基津軽宮内候、11代苔州元策代元和9年故有て離檀。
本堂。本尊釈迦如来、座像丈1尺2寸。達磨大師、立像丈1尺5寸、京高田祐安作。高祖道元禅師同断。正観音、丈1尺程准西国札所21番立像。位牌堂本尊釈迦如来、丈9寸。泰平山額字、大乗愚善老納筆。
鎮守宝寿稲荷社、方6尺。
塔頭。
智光院。右ハ明暦3年造立ニ御座候所、無檀ニ付累世及大破候故、畳置申候。以上乙酉書上。(御府内寺社備考より)
萬隆寺所蔵の文化財
- 庚申塔(板駒型三猿主神)(台東区指定有形文化財)
萬隆寺の周辺図