清林山大泉寺|台東区谷中にある天台宗寺院
大泉寺の概要
天台宗寺院の大泉寺は、清林山和光院と号します。大泉寺は、宣高法印が開山となり慶長16年(1611)神田北寺町に創建、慶安元年(1648)当地へ移転したといいます。
山号 | 清林山 |
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院号 | 和光院 |
寺号 | 大泉寺 |
住所 | 台東区谷中6-2-13 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大泉寺の縁起
大泉寺は、宣高法印が開山となり慶長16年(1611)神田北寺町に創建、慶安元年(1648)当地へ移転したといいます。
「下谷區史」による大泉寺の縁起
大泉寺(谷中上三崎南町一四番地)
淺草東光院末、清林山和光院と號す。本尊阿彌陀如来。慶長十六年二月十五日、神田北寺町に幕府より寺地六百坪を給うて起立した。開山は僧慶賢。(府内誌殘篇には開山を宣高とし、慶安二年十月七日寂と記してあるが、今姑く寺傳に從ふ)慶安元年に至り同所は幕府の用地となつたので、現地に替地を給せられて移つた。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による大泉寺の縁起
浅草新堀東光院末 谷中西寺町
清林山和光院大泉寺、境内拝領地600坪。
慶長16辛亥年2月15日、神田北寺町二而寺地拝領仕、其後慶安元戊子年11月21日、為御替地当所二而拝領仕候。
開山宣高法印。慶安2年10月7日寂。
中興開基自空法印。宝永2乙酉年7月29日寂。
本堂間口6間奥行4間。本尊三尊阿弥陀如来長1尺5寸行基菩薩作。
客殿。不動尊。
以上丙戊書上(御府内寺社備考より)
大泉寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」