向岡山宗善寺|台東区谷中にある真宗大谷派寺院
宗善寺の概要
真宗大谷派寺院の宗善寺は、向岡山と号します。宗善寺は、元和5年(1619)湯島に創建、開基は了把権律師(寛文4年1664年卒)だといいます。寛永6年(1629)下谷へ、天保10年(1839)当地へ移転したといいます。一説では、山名宗全開基、その後三河から江戸へ移転したと伝えられています。
山号 | 向岡山 |
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院号 | - |
寺号 | 宗善寺 |
住所 | 台東区谷中1-7-31 |
宗派 | 真宗大谷派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宗善寺の縁起
宗善寺は、元和5年(1619)湯島に創建、開基は了把権律師(寛文4年1664年卒)だといいます。寛永6年(1629)下谷へ、天保10年(1839)当地へ移転したといいます。一説では、山名宗全開基、その後三河から江戸へ移転したと伝えられています。
「下谷區史」による宗善寺の縁起
宗善寺(谷中坂本町九四番地)
京都大谷派本願寺末、本尊阿彌陀如来。起立年月未詳。開基山名了把は三河國繁原村の人である。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による宗善寺の縁起
東本願寺末 下谷茅町二丁目
向岡山山名院宗善寺、境内137坪2合余内門前町家6坪
元和五己未年湯島三丁目裏町二起立。寛永六己巳年当所江引移候。
開基了把権律師。寛文4甲辰年3月25日卒。但度々類焼二付古書物等焼失。俗性相分不申候。
本尊阿弥陀如来 木立像丈2尺5寸
寺中一ケ院
了源寺
右者当宗善寺起立己来御座候処年月不相知候。
以上丙戊書上
開基山名宗善なり。往古三州にあり。後湯島植木町に移り、寛永年中当所へ引移ると寺伝なり。江戸志
山号、一に紫蓮山とも唱ふ。
本尊阿弥陀ハ六代御前の守本尊と云。安阿弥作。以上捜索(御府内寺社備考より)
宗善寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」