甲大神|千葉市稲毛区宮野木町の神社

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甲大神|千葉市稲毛区宮野木町の神社

甲大神の概要

甲大神は、千葉市稲毛区宮野木町にある神社です。甲大神の創建年代等は不詳ながら、文政十年(1827)銘の石燈籠が残されていることから、少なくとも江戸時代後期には既に祀られていることが確認できるとしています。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治時代後期の神社整理令に際し、地内の天神社・水神・稲荷大神・道祖神・三山大神・愛宕大神を明治43年に合祀しています。

甲大神
甲大神の概要
社号 甲大神
祭神 大己貴命
相殿 菅原道真公、猿田彦命、倉稲魂命、大山祇命、月讀命、火産霊神、弥都波能売命
境内社 石尊社、子安大神、道祖神など
住所 千葉市稲毛区宮野木町1474
備考 -



甲大神の由緒

甲大神の創建年代等は不詳ながら、文政十年(1827)銘の石燈籠が残されていることから、少なくとも江戸時代後期には既に祀られていることが確認できるとしています。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治時代後期の神社整理令に際し、地内の天神社・水神・稲荷大神・道祖神・三山大神・愛宕大神を明治43年に合祀しています。

境内掲示による検見川神社の由緒

当神社は大己貴神(大国主命)を主祭神とし、菅原道真公・猿田彦命・倉稲魂命・大山祇命・月読命・火産霊神・弥都波能売命の八柱の神を相殿に御鎮祭申し上げています。当神社は具体的な創立年は不詳でありますが、往古より当地宮野木地区を開拓した人々の崇敬厚く、人々が農業・商工業の繁栄と家内安全の願意を以って御神殿を造営し、御祀り申し上げたのが始まりと伝えられています。その崇敬の厚さを立証するものとして、御奉納燈籠があります。燈籠には「文政十年」(第十一代将軍徳川家斉治政下)と彫刻が施されており、江戸時代後期以前より御鎮座され、且崇敬を集めていたことが分かっています。江戸時代以前には土地に甲大神以外の小さな社祠が各地区に数多く御鎮座されていましたが、時代の流れに従い明治期に至って当神社に合祀奉遷され、同域内に御祀り申し上げています。昭和十八年に至って、御社殿を新たに御造営し、現在に至っています。(境内掲示より)

「千葉県神社名鑑」による検見川神社の由緒

大己貴命を主祭神として七柱の大神を相殿に鎮斎されている。創立年代は不詳だが、往古よりこの地を開拓した人々が農業・商工業の守護を願って御神殿を造り、祭神をお祀りしたのが始まりとされている。江戸時代以前より各集落にまつられていた神々を、明治の終わりに甲大神に合祀奉遷、昭和一八年に社殿を造営して以来現在に至っている。(「千葉県神社名鑑」より)

「千葉縣千葉郡誌」による検見川神社の由緒

甲大神
都賀村宮野木字東街道に鎮座す。火産霊命、大穴貴己命、菅原道真、龍神稲倉魂命、猿田彦命、大山祇命、月讀命を合祀す。社殿間口三間奥行二間境内三百八坪、境内神社子安神社あり。氏子五十一戸あり。由緒詳ならざれども明治四十三年四月四日天神社水神稲荷大神道祖神三山大神愛宕大神を本社に合祀す。(「千葉縣千葉郡誌」より)


甲大神の周辺図