小谷八幡神社|千葉市緑区誉田町の神社
小谷八幡神社の概要
小谷八幡神社は、千葉市緑区誉田町にある神社です。小谷八幡神社の創建年代等は不詳ながら、千葉縣千葉郡誌では当地誉田について「慶長元和年間に至り代官を置き之を治む」とあることから、このころの創建ではないかと思われます。江戸時代には、物資流通の向上を目的として大網街道が整備され、当地野田には宿場が設置、「市街頗る殷賑を極め、旅館、酒店等軒を接し」ていたとされ、明治維新後に、(数ヶ村合併後の村名を)誉田村と称したのも、この繁栄があったことが背景にあり、戸長役場が(誉田村の)野田に置かれていました。

社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社、子安神社、三峰神社、道祖神社 |
住所 | 千葉市緑区誉田町1-655 |
祭日 | 10月15日 |
備考 | 旧村社 |
小谷八幡神社の由緒
小谷八幡神社の創建年代等は不詳ながら、千葉縣千葉郡誌では当地誉田について「慶長元和年間に至り代官を置き之を治む」とあることから、このころの創建ではないかと思われます。江戸時代には、物資流通の向上を目的として大網街道が整備され、当地野田には宿場が設置、「市街頗る殷賑を極め、旅館、酒店等軒を接し」ていたとされ、明治維新後に、(野田・辺田・平山・高田など数ヶ村合併後の村名を)誉田村と称したのも、この繁栄があったことが背景にあり、戸長役場が(誉田村の)野田に置かれていました。明治29年(1896)に房総鉄道(蘇我-大網間)が開業、「僅に其俤を留むるに過ぎず」となり寒村となりましたが、野田十字路にかつての物資流通拠点の面影を残しています。
「千葉県神社名鑑」による小谷八幡神社の由緒
八幡神社
由緒に関する記載なし(「千葉県神社名鑑」より)
「千葉縣千葉郡誌」による小谷八幡神社の由緒
八幡社
譽田村野田字宮ノ腰に鎮座し祭神不詳なり。本殿間口二間奥行二間半、内殿間口三間半奥行二間、境内九百七十二坪、境内神社子安神社、稲荷神社あり。(「千葉縣千葉郡誌」より)
小谷八幡神社の周辺図