大覚寺山古墳。千葉市中央区生実町にある旧跡・名所
大覚寺山古墳の概要
大覚寺山古墳は、千葉市中央区生実町にある名所旧跡です。大覚寺山古墳は、4世紀後半の造墓と推定される全長63mの前方後円墳で千葉県史跡に指定されています。昭和48年に造成工事のため伐採した際に発見され、翌年に測量調査が実施されています。舌状台地の先端の自然地形を利用して作られた古墳で、千葉市内で最古・最大の古墳だといいます。大覚寺山古墳周辺には七廻塚古墳(生浜中学校地)の他円墳2基が確認されていることから、更なる調査が期待されます。
旧跡・名所名 | 大覚寺山古墳 |
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みどころ | 千葉県指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 千葉市中央区生実町 |
備考 | - |
大覚寺山古墳の縁起
大覚寺山古墳は、4世紀後半の造墓と推定される全長63mの前方後円墳で千葉県史跡に指定されています。昭和48年に造成工事のため伐採した際に発見され、翌年に測量調査が実施されています。舌状台地の先端の自然地形を利用して作られた古墳で、千葉市内で最古・最大の古墳だといいます。大覚寺山古墳周辺には七廻塚古墳(生浜中学校地)の他円墳2基が確認されていることから、更なる調査が期待されます。
境内掲示による大覚寺山古墳について
生実丘陵の南端に突き出した小支丘全体を利用して築かれた、全長約63mの前方後円墳です。未発掘ですが、墳丘の規模や形態などから四世紀後半のものと思われ、千葉市では最古最大の古墳です。
五世紀ごろは、中央政権の確立とおもに南関東に古墳が出現する時期なので、生浜中学校の校庭にあった七廻塚古墳とともに、当時の大和朝廷と東国との関係を知る上で貴重な存在です。(千葉県教育委員会・千葉市教育委員会掲示より)
千葉市埋蔵文化財調査委センター内掲示による大覚寺山古墳について
センターの西側にみえる大覚寺山古墳は、昭和48年造成工事のための伐採により発見された前方後円墳です。翌49年測量調査が行なわれ、全長63mm、後円部直径44m、高さ5.5m、前方部幅33mを測る市内最大の古墳であることがわかりました。舌状台地の先端の自然地形を利用して作られたもので、東国の古式古墳の形態をよくとどめています。(千葉市埋蔵文化財調査委センター内掲示より)
大覚寺山古墳の周辺図