七天王塚。千葉市中央区猪鼻にある旧跡・名所
七天王塚の概要
七天王塚は、千葉市中央区猪鼻にある名所旧跡です。七天王塚は、千葉氏の居館として使用されていた猪鼻城の大手口にあたる当地に、千葉氏が一族の繁栄を願って造立したと伝えられます。塚は千葉氏の崇拝する北斗七星の形に配置されているともいわれ、七つの塚には千葉氏の守護神である牛頭天王が祀られています。
旧跡・名所名 | 七天王塚 |
---|---|
みどころ | 千葉市文化財 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 千葉市中央区猪鼻3-271、3-281等 |
備考 | - |
七天王塚の縁起
七天王塚は、千葉氏の居館として使用されていた猪鼻城の大手口にあたる当地に、千葉氏が一族の繁栄を願って造立したと伝えられます。塚は千葉氏の崇拝する北斗七星の形に配置されているともいわれ、七つの塚には千葉氏の守護神である牛頭天王が祀られています。
境内掲示による七天王塚について
猪鼻城または千葉城ともいわれる千葉氏の居城があった猪鼻山は、北は都川、西は断崖に面した天険の要害の地で、その大手口にあたる現在の千葉大学医学部構内外には、千葉氏が一族の繁栄を願って作ったといわれる「七天王塚」が残されています。
七つの塚には千葉氏の守護神である牛頭天王が祀られ、これらは千葉氏の崇拝する北斗七星の形に配置されているといわれています。また一説には、この七天王塚は千葉氏の七人の兄弟を葬った墓であるとか、平将門の「七騎武者」の墓とも伝えられています。(境内掲示より)
「千葉縣千葉郡誌」による七天王塚について
七天王塚
千葉市大字千葉の東南丘上東金街道の左右に在り。古墓塚七箇附近に松及び雑樹生ぜり。上に各石二基を建つ、一は「堀内牛頭天王大治元丙午六月朔日平常重代安永年癸巳年造營」一は「牛頭天王明治十丑年八月吉日」と刻す。里俗に一を親天王他の六を子天王と稱せり。(「千葉縣千葉郡誌」より)
七天王塚の周辺図