医王山宝蔵院|千葉寺十善講八十八所
宝蔵院の概要
真言宗豊山派寺院の宝蔵院は、医王山天随寺と号します。宝蔵院の創建年代等は不詳ながら、宥秀法印が開祖となり寛永5年(1628)に開基(中興開基)したと伝えられます。千葉寺十善講八十八所29番です。

山号 | 医王山 |
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院号 | 宝蔵院 |
寺号 | 天随寺 |
住所 | 千葉市花見川区検見川町1-5 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宝蔵院の縁起
宝蔵院の創建年代等は不詳ながら、宥秀法印が開祖となり寛永5年(1628)に開基(中興開基)したと伝えられます。
「千葉縣千葉郡誌」による宝蔵院の縁起
寳蔵院(中本寺大聖寺末)
検見川町検見川にあり。薬師如来を本尊とす。堂宇は間口五間奥行四間三尺にして、庫裡は間口三間奥行は四間なり。境内坪數四百三十三坪、境外所有地四段八畝十七歩あり。檀徒は實に四百四十人なるも目下住職なく稲毛千住寺の住職川城明阿氏の兼務する所たり。由緒不詳なるも境内の碑文には心ある者をして古人の跡を慕しむ。(「千葉縣千葉郡誌」より)
「社寺よりみた千葉の歴史」による宝蔵院の縁起
宝蔵院
京成検見川駅近くに医王山宝蔵院天随寺という真言宗のお寺があります(現検見川町一の五)。花崗岩の門を入ると新築の立派なお堂があります。お寺の創建年代は不明です。『千葉県千葉郡誌』には「寛永五戊年(一六二八)開基、宥秀法印開祖」とありますが、これは中興開山と思われます。本尊は薬師如来です。(「社寺よりみた千葉の歴史」より)
宝蔵院の周辺図