千蔵院|千葉市稲毛区稲毛町にある真言宗豊山派寺院

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千蔵院|千葉寺十善講八十八所

千蔵院の概要

真言宗豊山派寺院の千蔵院は、薬王山と号します。千千蔵院の創建年代等は、南蔵院(本尊不動尊)を千手寺(本尊大日如来)と明治42年に合併、両寺より一文字を採り千蔵院と号しています。南蔵院、千手寺共に創建年代等は不詳ながら、千手寺は、傳燈大法師定譽が享保10年(1725)に(法流)中興開山したといいます。境内大師堂は、千葉寺十善講八十八所26番(旧千手寺)・27番(旧南蔵院)です。

千蔵院
千蔵院の概要
山号 薬王山
院号 千蔵院
寺号 -
住所 千葉市稲毛区稲毛町5-534
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



千蔵院の縁起

千蔵院の創建年代等は、南蔵院(本尊不動尊)を千手寺(本尊大日如来)と明治42年に合併、両寺より一文字を採り千蔵院と号しています。南蔵院、千手寺共に創建年代等は不詳ながら、千手寺は、傳燈大法師定譽が享保10年(1725)に(法流)中興開山したといいます。

「千葉縣千葉郡誌」による千蔵院の縁起

千蔵院(大聖寺末)
検見川町稲毛にあり。古来千手寺(本尊大日如来)、南蔵院(本尊不動尊)の二寺あり。共に新義真言宗豊山派にして、千葉郡犢橋村宇那谷大聖寺門末なり。兩寺共創立年月日由緒詳ならず。明治四十二年現住職川城明阿兩寺を合併し千蔵院と稱するに至れり。千手寺は録に據れば享保十三戊申年三月二十一日傳燈大法師定譽下總國印旛郡宇那谷大聖寺道場に於て傳授阿闍梨法印大和尚伍賢惠に從ひ灌頂を受け中興開山の祖となる。元文二年權大僧都に進み病を以つて遷化す。
堂宇間口七間奥行五間なり、庫裏間口六間奥行四間なり。境内坪數六百八坪にして境内佛堂三宇あり、一を薬師堂、一を大師堂、一を子安堂と稱す。境外所有地として三町八畝二十九歩を有す。檀徒人員二百六十四人なり。(「千葉縣千葉郡誌」より)


千蔵院の周辺図