龍覚山實本寺|藻原寺十二祖日精上人が開山
實本寺の概要
日蓮宗寺院の實本寺は、龍覚山と号します。實本寺の創建年代等は不詳ながら、かつては柚津之木谷(柚木)にあり、真言宗寺院だったと伝えられ、慶長年聞(1596-1615)に一宮小学校運動場付近に移転、元文元年(1736)に藻原寺十二祖日精上人が日蓮宗に改めて開山、旧本城寺跡とされる当地へ移したといいます。
山号 | 龍覚山 |
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院号 | - |
寺号 | 實本寺 |
住所 | 長生郡一宮町一宮2913 |
宗派 | 日蓮宗 |
縁日 | - |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
實本寺の縁起
實本寺の創建年代等は不詳ながら、かつては柚津之木谷(柚木)にあり、真言宗寺院だったと伝えられ、慶長年聞(1596-1615)に一宮小学校運動場付近に移転、元文元年(1736)に藻原寺十二祖日精上人が日蓮宗に改めて開山、旧本城寺跡とされる当地へ移したといいます。
「一宮町史」による實本寺の縁起
實本寺
大字一宮字追手にある。龍覚山と号す。茂原市藻原寺(旧記には妙光寺とあるのは現在の藻原寺)末寺である。元文元年(一七三六年)に、本山十二祖日精上人が改宗開基したといわれる。それ以前は、真言宗に属し柚津之木谷(柚木)にあったが慶長年聞に移転したとの記録がある。しかし、この移転も現在地ではなく現在小学校運動場附近にあった、現在地は旧本城寺跡といわれる。日蓮、上人真筆と伝えられる曼荼羅が寺宝として保存され、身延山管主日潮の裏書がしてある。(「一宮町史」より)
龍覚山實本寺の周辺図
参考資料
- 「一宮町史」