八王子神社|船橋市古和釜町の神社

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八王子神社|船橋市古和釜町の神社

八王子神社の概要

八王子神社は、船橋市古和釜町にある神社です。八王子神社は、大同2年(807)の創建と伝えられます。室町時代の馬加康胤にまつわるとされる下総三山の七年祭りにも「末息子」として参列する近隣での大社で、八木ヶ谷・大穴・古和釜・楠ヶ山の鎮守として奉祀されてきました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、大正3年に大宮神社、豊受姫命、猿田彦命、稲倉魂命を合祀しています。当社も参加する「下総三山の七年祭り」は、千葉県無形民俗文化財に指定されています。

八王子神社
八王子神社の概要
社号 八王子神社
祭神 天之忍穂耳尊
相殿 豊受姫尊、猿田彦尊、天照大神、倉稲魂尊
境内社 仙元神社、天王宮、大杉神社、妙正神
住所 千葉県船橋市古和釜町161
祭日 10月29日
備考 -



八王子神社の由緒

八王子神社は、大同2年(807)の創建と伝えられます(大同2年創建の伝承は、小野田町の光明寺にもあり)。室町時代の馬加康胤にまつわるとされる下総三山の七年祭りにも「末息子」として参列する近隣での大社で、八木ヶ谷・大穴・古和釜・楠ヶ山の鎮守として奉祀されてきました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、大正3年に大宮神社、豊受姫命、猿田彦命、稲倉魂命を合祀しています。

千葉県神社名鑑による八王子神社の由緒

大同二年の創立。(千葉県神社名鑑より)

「船橋市史」による八王子神社の由緒

(古和釜村)
『県神明細』には「設立大同二年建立卜申スナリ」とある。平安時代初期の大同二年(八〇七)に設立したというのであるが、これもやはり伝承の世界のことである。大正初期に大宮神社他三社を合祀した。(「船橋市史」より)

「千葉県千葉郡誌」による八王子神社の由緒

八王子神社
豊富村古和釜に鎮座す。天忍穂耳尊、天照大神、豊受姫命、猿田彦命、稲倉魂命を祭る。大同二年創立なりといふ。大正二年十月八日天照大神を、大正三年十月八日豊受姫命、猿田彦命、稲倉魂命を本社に合祀せり。大正三年再建す。社殿は間口七尺奥行六尺、拝殿は間口三間奥行二間なり。境内は百六十二坪周囲に御門造り込の玉垣を周らし楠山の五區に亘りて氏子を有す。古来國家平定の守護海上安全危難除安産の守神として尊崇せられ、丑未の年次二宮神社の大祭には此の神社も亦大祭を行ひ、神輿二宮神社に渡御し、其翌日は各氏子區域に渡御す。毎年十月八日は鎮守祭を行ふ。(「千葉県千葉郡誌」より)


八王子神社所蔵の文化財

  • 下総三山の七年祭り(千葉県指定無形民俗文化財)

下総三山の七年祭り

このの祭りは、船橋市・千葉市・習志野市・八千代市の九つの神社が集まる下総地方を代表する寄合祭りです。祭りは9月に行われる小祭と、11月に行われる大祭からなり、6年毎の丑年と未年に行われ、数え年で7年になることから、七年祭りと呼ばれています。
お祭りの起源には複数の説がありますが、室町時代の千葉一族、馬加康胤にまつわる安産祈願と安産御礼の故事に由来する説が有力とされています。
小祭はかつて湯立ての神事により大祭の日を占ったことから湯立祭とも呼ばれ、二宮神社だけで行われます。神輿や山車などが、一日かけて三山町内をねり歩きます。
大祭初日は「禊式」で、旧鷺沼海岸に行き身を清め、翌日に備えます。2日目は「安産御礼大祭」で神揃場(船橋市三山7)に全ての神社の神輿が勢揃いし、七曲りと呼ばれる道を通って二宮神社に向かい、昇殿して参拝します。3日目の「磯出祭」は千葉市の旧幕張海岸で、4社によって行われる安産を祈願する祭事です。このあと二宮神社と子安神社の神輿による「別れの儀式」を行い、その帰りに二宮神社の神輿だけが習志野市鷺沼の「神之台(火の口台)」に立ち寄って、神事を行います。この神事は、祭りの終わりを知らせるものと言われています。ここ八王子神社では安産御礼大祭のあと、町内を神輿や山車がねり歩く氏子廻りを行います。(船橋市教育委員会掲示より)

八王子神社の周辺図