海見山常楽寺|船橋市西船にある新義真言宗寺院
常楽寺の概要
船橋市西船にある新義真言宗寺院の常楽寺は、海見山と号します。常楽寺の創建年代等は不詳ながら、延宝6年(1679)の「寺内村田畑水帳」に成楽寺として記載され、また境内から延慶3年(1310)銘の板碑が出土していることから、中世には既に建立されていたのではないかといいます。
山号 | 海見山 |
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院号 | - |
寺号 | 常楽寺 |
住所 | 船橋市西船7-5-8 |
宗派 | 新義真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常楽寺の縁起
常楽寺の創建年代等は不詳ながら、延宝6年(1679)の「寺内村田畑水帳」に成楽寺として記載され、また境内から延慶3年(1310)銘の板碑が出土していることから、中世には既に建立されていたのではないかといいます。
「船橋市史」による常楽寺の縁起
(寺内村)常楽寺
真言宗。延宝六年の「寺内村田畑水帳」に「成楽寺」として名が見え、屋敷四反三畝二八歩は先規より除地とある。つまり寺屋敷は、以前から年貢の対象から除かれた土地であった。なお同帳は成楽寺とあっても、それは当寺の可能性が高い。「真言本末」には明王院の門徒寺として載せられている。近年境内から延慶三年(一三一〇)を始めとする板碑が数基出土し、当寺の場所は中世に墓地か堂庵であったことが想定される。(「船橋市史」より)
常楽寺の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」