市原八幡神社|柳楯神事の発祥地
市原八幡神社の概要
市原八幡神社は、市原市市原にある神社です。市原八幡神社の創建年代等は不詳ながら、飯香岡八幡宮の秋季大祭で奉納される柳楯神事の発祥地とされ、古くからの由緒を窺わせます。柳楯神事は、当地の司家で調製され、光善寺・当社を経て二日間かけて飯香岡八幡宮へ納められる神事です。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 譽田別命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 3月15日・旧8月15日 |
住所 | 市原市市原1 |
備考 | - |
市原八幡神社の由緒
市原八幡神社の創建年代等は不詳ながら、飯香岡八幡宮の秋季大祭で奉納される柳楯神事の発祥地とされ、古くからの由緒を窺わせます。柳楯神事は、当地の司家で調製され、光善寺・当社を経て二日間かけて飯香岡八幡宮へ納められる神事です。
「市原市史」による市原八幡神社の由緒
八幡神社(市原)
飯香岡八幡とは密接な関係を有し、その祭典には本社氏子の作る柳楯が到着しなければ神輿の渡御式典は行えないしきたりが今も続けられている。(「市原市史」より)
「千葉県神社名鑑」による市原八幡神社の由緒
創立年代不詳なるも、飯香岡八幡宮の柳楯神事の発祥地の氏神として奉祀す。(「千葉県神社名鑑」より)
「市原郡誌」による市原八幡神社の由緒
八幡神社
本村字市原區辻にありて八幡大神を祭る、末社には八坂神社祭神には牛頭天王を祀る、境内は市原區の南部縣道に沿ひ、古杉老松鬱蒼として晝猶ほ暗し、國府惣社八幡宮とは極めて密接なる關係を有し、其の祭典の際には本社氏子の製作にかかる柳樽到着せざれば、神輿出御式典を執行し得ざる定めなりといふ。(市原村誌)里広の言によれば本社は惣社八幡宮なりしが、其舊記たる巻物の保存せられしものを八幡宿某に借したることありき、其後遂に行方を不明になれりと、今は僅かに本殿の存するあるのみ、境内二十八歩にして入口に六角杉あり、其名の如く六角形となせるを以て、有名なり。(「市原郡誌」より)
市原八幡神社の周辺図
参考資料
- 「市原市史」
- 「千葉県神社名鑑」
- 「市原郡誌」