西光寺|市原市本郷にある曹洞宗寺院

猫の足あとによる千葉県寺社案内

紫雲山西光寺|延宝元年創建

西光寺の概要

市原市本郷にある曹洞宗寺院の西光寺は、紫雲山と号します。西光寺は、蔵山玄智大和尚が延宝元年(1637)に創建、明治7年には小学校に供用されていたといいます。

西光寺
西光寺の概要
山号 紫雲山
院号 -
寺号 西光寺
本尊 -
住所 市原市本郷543
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



西光寺の縁起

西光寺は、蔵山玄智大和尚が延宝元年(1637)に創建、明治7年には小学校に供用されていたといいます。

境内石碑による西光寺の縁起

西光寺本堂屋根改修記念碑
西光寺は御開山蔵山玄智大和尚によって延宝元年(一六三七)の創建に始まり三三〇有余年の歴史を持つ古刹です。
西光寺の寺領始め本堂、庫裡等が、今日まで皆様の信仰の対象として持続できました事と、天災、人災等の地変はもとより時代の変遷に耐えてこられた事は、偏に先人のご努力と現在の檀信徒各位の御理解と御協力の賜と感謝に堪えません。
この度改修しました本堂は、明治六年の小学校令に従い明治七年より小学校として寺子屋授業を始めた当時、明治七年十二月二十五日夜、本堂と庫裏を全焼しました。
時の役員は、再建に向けて協議の結果、曹洞宗常盤寺本堂を解体、明治十二年に現在の地に建立しました。昭和四年萱葺屋根からトタン葺屋根に改修され、更に昭和四十六年瓦トタン葺屋根に改修されましたが、トタンの錆が甚だしく、その容姿をとどめる事が困難となりました。
その上、雨漏りの心配も出て、西光寺三百余年の、折しも二十一世紀の事業として、銅板葺屋根の改修となり、檀信徒礼拝の霊場として後世に末永く伝え西光寺の伝統と檀信徒の繁栄を望み、このご趣旨に御賛同頂き浄財の喜捨を賜り改修の官僚となりました。(境内石碑より)


西光寺の周辺図


参考資料

  • 「市原市史」