霊光山瑞安寺|鶴牧藩水野家の菩提寺
瑞安寺の概要
市原市椎津にある浄土宗寺院の瑞安寺は、霊光山桂林院と号します。瑞安寺は、慶長元年(1596)に創建、寂蓮社照譽上人雲秀大和尚が開山したといいます。鶴牧藩水野家の菩提寺となっていたことから幕末戊申戦争で被災し、書類等を失ってしまったといいます。
山号 | 霊光山 |
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院号 | 桂林院 |
寺号 | 瑞安寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 市原市椎津131-1 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
瑞安寺の縁起
瑞安寺は、慶長元年(1596)に創建、寂蓮社照譽上人雲秀大和尚が開山したといいます。鶴牧藩水野家の菩提寺となっていたことから幕末戊申戦争で被災し、書類等を失ってしまったといいます。
「市原市史」による瑞安寺の縁起
慶長元年(一五九六)四月雲秀和尚の開基、和尚は鎌倉の人で姓を加藤氏という。鶴牧藩主水野壱岐守の菩提所。椎津の文殊様といわれている。(「市原市史」より)
「千葉県浄土宗寺院誌」による瑞安寺の縁起
開山は、寂蓮社照譽上人、開創は慶長元年とされ、以来今日に至っているが、江戸末期の文政一〇年より、徳川譜代の家臣であった水野家が鶴牧藩主となり、三代・四五年間にわたる在封期間を通じてその菩提寺となっていた関係上、幕末戌申の役の災禍を受け、過去帳・旧記等の大方を焼失してしまったといわれる。
従って詳細については不明な点が多い。(「千葉県浄土宗寺院誌」より抜粋)
瑞安寺の周辺図
参考資料
- 「市原市史」
- 「千葉県浄土宗寺院誌」