水秦山円明院｜行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所
円明院の概要
市川市湊にある真言宗豊山派寺院の円明院は、水秦山と号します。円明院は、覚巌和尚が永禄3年（1560）創建したといいます。行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所23番札所です。
| 山号 | 水秦山 |
|---|---|
| 院号 | - |
| 寺号 | 円明院 |
| 住所 | 市川市湊11-21 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 葬儀・墓地 | - |
| 備考 | 行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所23番 |
円明院山門
円明院本堂
円明院大師堂
円明院子育て地蔵尊円明院の縁起
円明院は、覚巌和尚が永禄3年（1560）創建したといいます。
境内掲示による円明院の縁起
真言宗豊山派 水秦山 円明院
永禄3年（1560）真言僧侶覚巌和尚によって創建されたと伝えられております。
再度の火災や津波被害などにより、境内のほとんどの建物が失われましたが、山門と半鐘のみ現存現存しております。
山門は元文3年（1738）に建立されましたが、平成4年に大改修修繕工事のため、解体修理を行いました。行徳地区において年代の明確な建造物では最古のものであります。
半鐘は天明8年（1788）に宥海和尚により造られたもので、当時の地名「下総国 本湊村」、当山の名称「水奏密山 円明教院」と銘記されております。
現在の本堂は、昭和56年に再建されました。（境内掲示より）
「市川市内の寺院明細帳」による円明院の縁起
創立年度及ヒ原由不詳凡永禄五年開祖弘法愛氏分派興教大師法孫大僧都法印正誉ノ創立ニ係ル由安政三辰年八月廿五日高津波ニ記録ヲ流失シ此前ニ係ル廃興縁由沿革不明明治四辛未年七月十三日風災ニテ本堂破壊ス（「市川市内の寺院明細帳」より）
円明院の周辺図
参考資料
- 真言宗 豊山派 圓明院（公式サイト）
- 「市川市内の寺院明細帳」