鎌苅不動堂|印西市鎌苅にある曹洞宗寺院
鎌苅不動堂の概要
印西市鎌苅にある曹洞宗寺院の鎌苅不動堂は、大雄山東祥寺の境外仏堂です。鎌苅不動堂は、大雄山東祥寺を大永元年(1521)に開山した了山文暁大和尚が携えて持参した不動尊像を、当地へ奉安したといいます。
山号 | 大雄山 |
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院号 | - |
寺号 | 東祥寺 |
住所 | 印西市鎌苅1198 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
鎌苅不動堂の縁起
鎌苅不動堂は、大雄山東祥寺を大永元年(1521)に開山した了山文暁大和尚が携えて持参した不動尊像を、当地へ奉安したといいます。
「印旛郡誌」による鎌苅不動堂の縁起
不動堂
鎌苅にあり曹洞宗にして大雄山東祥寺受持字瀧尻一千百九十八番地の一に位置す大日大聖不動明王を本尊とす東祥寺焼失以来其の詳細を知悉するを得ざれども當不動尊は大永年間東祥寺開山了山分暁和尚同寺開創の際携護し玉へる尊像にして方丈に安置せられしものなりと沿革衆民屡々尊像の不可思議なる妨驗あるに信仰し享保二丁酉年小川與右衛門自ら瀧尻の地を喜捨し浄資を抛ちて九尺四面の堂宇を創立して之か開基となる爾来星霜を遂ふて信徒を増加し随ひて明治の初年方二間の本堂に改築し及び庫裏等の新設あり曾て古老の口碑に依れば御開山身代りの不動尊なりと云へり本堂間口二間奥行二間庫裏間口四間奥行二間半敬愛二百八十六坪(民有地第一種)あり住職は清水妙超にして檀徒五百人を有し管轄廳まで六里余あり(佛堂明細帳)(「印旛郡誌」より)
鎌苅不動堂の周辺図
参考資料
- 印旛郡誌