岩船山東陽寺|当地にあった能満寺と合寺、伊南観音札所
東陽寺の概要
東陽寺は、僧行伝が永享2年(1430)岩船天王神社近くに開創したといいます。明治維新後、当地にあった能満寺と合寺し当地へ移転しています。境外仏堂の岩船地蔵尊堂は、関東百八地蔵霊場78番となっています。また、伊南観音札所18番です。
山号 | 岩船山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 東陽寺 |
住所 | いすみ市岩船45 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
東陽寺の縁起
東陽寺は、僧行伝が永享2年(1430)岩船天王神社近くに開創したといいます。明治維新後、当地にあった能満寺と合寺し当地へ移転しています。境外仏堂の岩船地蔵尊堂は、関東百八地蔵霊場78番となっています。
「大原町史」による東陽寺の縁起
岩船山東陽寺(天台宗)岩船区
寺伝によれば)僧行伝が、国土万民のための幸福を祈り災厄を禱ること多年にわたったのでその報恩のため、永享二年(一四三〇)一堂を築いた。香華院がこれであり、これを当山の草創としている。
その後久しく無住であったが、明治一四年、桑門亮順和尚が有信の檀徒と共に尽力勤行して堂塔を改築し、旧観に復した(『夷隅郡誌』)。(「大原町史」より)
東陽寺所蔵の文化財
- 木造地蔵菩薩坐像
- 鋳銅鰐口
- 木彫十六羅漢
- 鋳銅阿弥陀三尊像
東陽寺の周辺図
参考資料
- 「大原町史」