岩船地蔵尊堂|いすみ市岩船にある天台宗寺院

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岩船地蔵尊堂|日本三岩船地蔵尊、関東百八地蔵霊場

岩船地蔵尊堂の概要

天台宗寺院の岩船地蔵尊堂は、岩船山東陽寺の境外仏堂です。岩船地蔵尊堂は、建治元年(1257)に中納言藤原兼貞卿が東国を巡航中、台風遭った際、地蔵尊及び七十五神の加護により釣師海岸に漂着できたことから、当地に御堂を建立したと伝えられています。下野岩船地蔵尊(岩船山高勝寺)・越後岩船地蔵尊とともに日本三岩船地蔵の一つと称され、関東百八地蔵霊場の78番となっています。

岩船地蔵尊堂
岩船地蔵尊堂の概要
山号 岩船山
院号 -
寺号 東陽寺
住所 いすみ市岩船
宗派 天台宗
葬儀・墓地 -
備考 -



岩船地蔵尊堂の縁起

岩船地蔵尊堂は、建治元年(1257)に中納言藤原兼貞卿が東国を巡航中、台風遭った際、地蔵尊及び七十五神の加護により釣師海岸に漂着できたことから、当地に御堂を建立したと伝えられています(当地周辺に七十五神を祀ったと伝える神社も多くあります)。下野岩船地蔵尊(岩船山高勝寺)・越後岩船地蔵尊とともに日本三岩船地蔵の一つと称され、関東百八地蔵霊場の78番となっています。

「大原町史」による岩船地蔵尊堂の縁起

岩船地蔵尊 岩船区
建治元年(一二七五)、岩船浦に七五柱の霊神が漂着し、安らかに上陸した時、霊巌も出現し、その上に堂宇が建てられたといい、越後岩船、下野岩舟ととも日本の三岩船地蔵尊の一つとして崇められ、特に漁業者の霊験あらたかで近郷からの参詣者が絶えない。
現在、東陽寺(天台宗)住職が別当として兼務する。(「大原町史」より)

境内掲示による岩船地蔵尊堂の縁起

岩船地蔵尊縁起
この岩船地蔵尊は、日本三岩船地蔵(下野岩船・越後岩船・上総岩船)の一つである。
後宇多天皇の頃の建治元年(一二五七年)九月、中納言藤原兼貞卿が東国の衆生済度のため、御本尊と七十五座の神々をいただき巡航中、たまたま台風に遭ってしまい、この付近の釣師海岸に漂着した。
このとき御本尊から多くの吉兆があらわれ、一同は無事に上陸することが出来た。
これにより兼貞卿は村人と相談し、景色の美しいこの地にお堂を建立して御本尊を御祀りしたと伝えられている。
以来五穀豊穣、海上安全、所願成就の守り本尊として、人々の厚い信仰を集めている。
安置されている御本尊は、檜の寄木造りで室町時代の作といわれ、いすみ市指定の文化財となっている。
なお、縁日は毎年八月二十三、二十四の両日である。(岩船地蔵尊保存会掲示より)

岩船地蔵尊堂の眺望



岩船地蔵尊堂の周辺図


参考資料

  • 「大原町史」