天富神社|安房国を開発した天富命を祀る社
天富神社の概要
天富神社は、鴨川市清澄にある神社です。天富神社の創建年代等は不詳ながら、天富命が安房国を開発した際、妙見山に登ったといわれ、その旧跡に住民が天富命を祀ったと伝えられます。明治維新後の神仏分離により清澄寺のある妙見山頂から当地へ遷座、明治6年村社に列格、明治41年無格社山神社、稲荷社を合祀しています。
社号 | 天富神社 |
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祭神 | 天富命、事勝國克長狭命、大山祇命、倉稲魂神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 例大祭:4月22日 |
住所 | 鴨川市清澄323 |
備考 | - |
天富神社の由緒
天富神社の創建年代等は不詳ながら、天富命が安房国を開発した際、妙見山に登ったといわれ、その旧跡に住民が天富命を祀ったと伝えられます。明治維新後の神仏分離により清澄寺のある妙見山頂から当地へ遷座、明治6年村社に列格、明治41年無格社山神社、稲荷社を合祀しています。
「千葉県神社名鑑」による天富神社の由緒
創立年代は不詳であるが、古老の口碑によれば、天富命が当国に渡り国土を経営された時、当山に登られたといわれ、その旧跡に住民が社殿を建てて命を祀られたのが創始であるという。昔は清澄山頂妙見山にあり、清澄寺が社僧であったが、神仏分離に際し現在の地に移したという。明治六年村社に列した。明治一三年一二月二〇日火災のため全焼、同三六年再建したのが今の社殿である。明治四一年一〇月二三日、当地区無格社山神社、稲荷社を合祀する。(「千葉県神社名鑑」より)
天富神社の周辺図
参考資料
- 「千葉県神社名鑑」