箕輪香取神社|柏市箕輪の神社
箕輪香取神社の概要
箕輪香取神社は、柏市箕輪にある神社です。箕輪香取神社の創建年代等は不詳ながら、かつて鷲野谷と岩井の村境(現在、岩井字宮前)に香取社が鎮座、元和6年(1620)頃(鷲野谷香取神社では元文5年1740年としている)に別々に祀ることになり、遷宮したと伝えています。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県柏市箕輪289 |
祭日 | オビシャ1月15日、秋祭11月3日 |
備考 | - |
箕輪香取神社の由緒
箕輪香取神社の創建年代等は不詳ながら、かつて鷲野谷と岩井の村境(現在、岩井字宮前)に香取社が鎮座、元和6年(1620)頃(鷲野谷香取神社では元文5年1740年としている)に別々に祀ることになり、遷宮したと伝えています。
千葉県神社名鑑による箕輪香取神社の由緒
由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)
「沼南町史」による箕輪香取神社の由緒
箕輪地区の鎮守である。『神社明細帳』によれば、当社の創立は元和六(一六二〇)年三月と記されている。ところが、元禄九(一六九六)年七月二十六日に、鷲野谷・岩井両村の名主と組頭が連署して江戸役所へ提出した文書(鷲野谷、染谷治右衛門家所蔵)によれば、往古、鷲野谷と岩井の村境(現在、岩井字宮前)には、三カ村の鎮守として香取神社が並肩していた。左が鷲野谷、右が箕輪、中が岩井のそれぞれ鎮守であった。ところが、五十年ほど前に箕輪の鎮守は箕輪村へ勧請され、遷って行った、とある。元禄九年から元和六年までを逆算すると七十六年であり、右の文書にいう五十年とは一致しないが、五十年を概算とみれば元和六年の創立というのは遷宮の年を示すものともみられる。
現在の本殿は、黒塗板塀の玉垣(三間×二一間四尺)が繞らされた中にあり、文化三(一八〇六)年の再建で簡素な彫刻が施されてある。昭和八(一九三三)年には、従来の茅葺きの屋根を銅板に葺き替えている。前面に御神木と称する丈余の椎の老大樹がある。
『神社明細帳』には、境内合祀として稲荷神社・薬王神社・待道神社の三神社が記載されている。しかし、当境内には、もと箕輪地区の郷地に存在した野社・石像などで、明治の末期に合祀されたものが多い。(「沼南町史」より)
箕輪香取神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「沼南町史」
- 「千葉縣東葛飾郡誌」