鷲野谷香取神社|柏市鷲野谷の神社
鷲野谷香取神社の概要
鷲野谷香取神社は、柏市鷲野谷にある神社です。鷲野谷香取神社の創建年代等は不詳ながら、当初鷲野谷・岩井の村堺に鎮座、元文5年(1740)(箕輪香取神社では元和6年1620年としている)に当地へ遷座したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格しています。境内の大師堂は、東葛印旛大師八十八ヶ所霊場38番です。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | 金毘羅大権現、石尊大権現、榛名・三峯両社宮、天照皇大神宮、大杉大明神・天満宮・鷲大明神 |
住所 | 千葉県柏市鷲野谷76 |
祭日 | オビシャ2月16日、秋祭10月16日 |
備考 | 旧村社 |
鷲野谷香取神社の由緒
鷲野谷香取神社の創建年代等は不詳ながら、当初鷲野谷・岩井の村堺に鎮座、元文5年(1740)(箕輪香取神社では元和6年1620年としている)に当地へ遷座したといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格しています。
千葉県神社名鑑による鷲野谷香取神社の由緒
由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)
「沼南町史」による鷲野谷香取神社の由緒
鷲野谷地区の鎮守である。境内は、パス道路に面した急な石段(七五段)を登った高台に位置し、幸田原や若白毛方面を一望できる景勝の地である。石段上には明神型の石鳥居があり、これより拝殿へと一直線に約百メートルの参道が続く。参道の両側、及び境内の四周には土塁が築かれ、椎や杉の古木の森は、壮麗な本殿の結構と調和して、見事な境内を構成している。
創建の由来は詳らかではないが、当社はもと鷲野谷・岩井両村の村境の辺(現在の岩井字宮前)に位置していたが、元文五(一七四〇)年七月に現在地へ遷座されたものである。以後、前記石段が安永三(一七七四)年四月、鳥居が天明八(一七八八)年に、それぞれ氏子中によって奉納され、境内は逐次整備された。
現在の本殿は天保九(一八三八)年八月の再建であるが、構築はきわめて精巧であり、とりわけ随処に施された彫刻は精密をきわめ、本町屈指の建造物である。昭和五十三年十月に社殿の周囲を覆う納屋(鉄骨建、破風造り、銅板葺)が完成して保護されることとなった。さらに、その外側をブロック塀の玉垣が巡らされている。拝殿は、旧殿とほぼ同じ大きさのものが昭和四十六年に再建された。境内には榊の大木もある。(「沼南町史」より)
鷲野谷香取神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「沼南町史」
- 「千葉縣東葛飾郡誌」