妙見堂跡。柏市増尾にある旧跡・名所

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妙見堂跡。柏市増尾にある旧跡・名所

妙見堂跡の概要

妙見堂跡は、柏市増尾にある名所旧跡です。妙見堂跡は、かつて当地で祀られ、現在は万福寺へ遷された増尾妙見堂の跡地です。増尾妙見堂の創建年代等は不詳ながら、増尾城主相馬家の氏神として祀られていましたが、増尾氏江尾廃城後は、万福寺が別当を勤めていました。江戸時代に入っても、(奥州へ移った)小高相馬家が参勤交代の途次には、家臣が代参したといいます。

妙見堂跡
妙見堂跡の概要
旧跡・名所名 妙見堂跡
みどころ 旧跡
入場時間 -
入場料 -
住所 柏市増尾844
備考 -




妙見堂跡の由緒

妙見堂跡は、かつて当地で祀られ、現在は万福寺へ遷された増尾妙見堂の跡地です。増尾妙見堂の創建年代等は不詳ながら、増尾城主相馬家の氏神として祀られていましたが、増尾氏江尾廃城後は、万福寺が別当を勤めていました。江戸時代に入っても、(奥州へ移った)小高相馬家が参勤交代の途次には、家臣が代参したといいます。

「柏市史資料編土・千代田村誌」による妙見堂跡の由緒

妙見堂(土村増尾字本郷844)
土村増尾字本郷八百四十四番地ニ在リ、境内四畝二拾五歩ヲ有シ、妙見菩薩ヲ本尊トス。(創立年月不詳)増尾城主相馬家ノ氏神ナリシモ廃城ノ後、同村万福寺ノ別当トナリ今ニ至ル。毎年十一月二十二日ヲ以て大祭ヲ執行ス。境内ニハ、杉・柊・槻・辛夷ノ大樹二十八本アリ。本堂ハ、明治二十年十一月再建セシ間口三間奥行二間ノ木造萱葺向拝付本堂一棟ナリ。(「柏市史資料編土・千代田村誌」より)

「千葉縣東葛飾郡誌」による妙見堂跡の由緒

妙見堂
増尾字本郷にあり、妙見菩薩を本尊とす、傳へ云ふ増尾城主相馬家の氏神なりしも、廢城の後萬福寺これが別當となり今に至ると。
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尚、同地に妙見堂あり、妙見菩薩を本尊とす、これ増尾城主相馬家の氏神なりしと、されば徳川氏の代に迨びても奥州相馬家の参勤途次、其臣下をして代拝せしめしと云ふ。 (「千葉縣東葛飾郡誌」より)


妙見堂跡の周辺図