西光院|東葛印旛大師八十八ヶ所霊場
西光院の概要
真言宗豊山派寺院の西光院は、柏市手賀にあった寺院です。西光院の創建年代等は不詳ながら、永禄9年(1566)に示寂した僧快賢が住持を務めていたことが判明していることから、戦国時代には既にあったとされます。明治維新後廃寺となり、本尊阿弥陀如来は大師堂に合祀されています。境内大師堂は、東葛印旛大師八十八ヶ所霊場86番です。なお、境内には手賀小学校開校跡の石碑が残されています。
山号 | - |
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院号 | 西光院 |
寺号 | - |
住所 | 千葉県柏市手賀836 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西光院の縁起
西光院の創建年代等は不詳ながら、永禄9年(1566)に示寂した僧快賢が住持を務めていたことが判明していることから、戦国時代には既にあったとされます。明治維新後廃寺となり、本尊阿弥陀如来は大師堂に合祀されています。
「沼南町史」による西光院の縁起
手賀興福院項
末寺の中で、すでに廃寺となった手賀の西光院は、永禄九(一五六六)年三月十五日示寂の快賢が住しており、同じく千手院は貞享三(一六八六)年一月八日示寂の天入海が中興開山となっているから、それぞれ創建の時代を類推することができる。
(中略)
末寺の西光院・千手院・花下院は廃寺とされた。西光院の本尊阿弥陀如来は、旧地(字仲田八三六)に所在する大師堂(新四国八六番)中に合祀され、千手院(元、字小山所在) の本尊大日如来は、興福院に合祀された。また、明王院の薬師堂と大師堂(七七番)も後に当境内に移転されている。(「沼南町史」より)
西光院の周辺図
参考資料
- 「沼南町史」