秋山厳島神社|松戸市秋山の神社
秋山厳島神社の概要
秋山厳島神社は、松戸市秋山にある神社です。秋山厳島神社の創建年代等は不詳ながら、当地の先人が水の神として祀ってきたものだといいます。
社号 | 厳島神社 |
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祭神 | 市杵島姫命、田心姫、湍津姫命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県松戸市秋山 |
祭日 | 四月の己の日 |
備考 | - |
秋山厳島神社の由緒
秋山厳島神社の創建年代等は不詳ながら、当地の先人が水の神として祀ってきたものだといいます。
境内掲示による秋山厳島神社の由緒
厳島神社(弁天様)由緒
御祭神は市杵島姫命、田心姫、湍津姫命
の三神を祀る。安芸の厳島神社(延喜式には伊都伎島神社)をもって総本社とする。
この三神は元来海の神であり水を司る神である。農耕には灌漑用水を、海上交通には水路守護の神として神徳がたたえられた。
中世には七福神の一つである弁才天にたとえられ一説には水の神といえば弁天さんとまで考えられるに至った。この弁才天の信仰が加わるとその名から更に学芸技能の神たる信仰が加わり、この様にして才色兼備の神たるその容貌の美と共に民間に溶け込んで女人信仰の対象となった。
しかしその本来の水の神たる信仰とこの神に係る記紀の記述によれば、清明・正直の心を持つものゝ上に加護を垂れられると云う「人を助けて心から助けられよ」とのこの神の教えこそ私共が日常忘れてはならぬ互譲・互助の信仰を尊ばねばならない。
この神を秋山の里の先人が奉斎した真義をここに見出すのである。
御神徳は音楽・美容・文化・文筆の繁栄と芸能守護・学業成就である。
祭日は四月の己の日
昭和六十二年三月吉日
秋山春日神社 宮司 北山武司 識(境内掲示より)
秋山厳島神社の周辺図
参考資料
- 「千葉縣東葛飾郡誌」
- 「千葉県神社名鑑」