王子神社|松戸市馬橋の神社

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王子神社|松戸市馬橋の神社

王子神社の概要

王子神社は、松戸市馬橋にある神社です。王子神社は、建長8年(1256)に創建した万満寺の守護神として創建、諏訪明神を祀っていたといいます。室町時代に入り熊野の若一王子を勧請し王子権現社と改称、明治維新後の神仏分離令により万満寺と分離して王子神社としたといいます。大正11年には村社に列格していました。

王子神社
王子神社の概要
社号 王子神社
祭神 幸江序命、市杵島姫命、猿田彦命
相殿 -
境内社 三峰神社
住所 千葉県松戸市馬橋1784
祭日 10月18日
備考 旧村社



王子神社の由緒

王子神社は、建長8年(1256)に創建した万満寺の守護神として創建、諏訪明神を祀っていたといいます。室町時代に入り熊野の若一王子を勧請し王子権現社と改称、明治維新後の神仏分離令により万満寺と分離して王子神社としたといいます。

「千葉県神社名鑑」による王子神社の由緒

馬橋の古刹万満寺の守護神として創建。万満寺は古くは大日寺と称し、建永六年(一二〇六)に千葉氏一門の菩提として開山建立、当時は馬橋一帯は砂丘で水が乏しいため、諏訪明神を勧請し寺領の鎮守とした。文明年間に王子より王子権現を移し、天文六年九月王子権現社とす。明治六年神仏分離のさい王子神社と改称。大正一一年一〇月村社に列格。(「千葉県神社名鑑」より)

境内掲示による王子神社の由緒

王子神社由来
馬橋の古刹萬満寺の守護神として創建。
萬満寺は古くは大日寺と称し建長八年(一二五六年)に千葉氏一門の菩提寺として開山建立。当時、馬橋一帯は砂丘で水が乏しかったため諏訪明神を勧請し寺領の鎮守とした。
十六世紀半ば熊野の若一王子を勧請し王子権現社とした。明治六年の神仏分離にて萬満寺と王子神社に分離される。終戦後は宗教法人王子神社となり、現在に至る。(境内掲示より)


王子神社所蔵の文化財

  • 寛文元年銘道祖神(松戸市指定有形文化財)

寛文元年銘道祖神

道祖神は村の境や道の辻などに祀られ、悪霊が入り込まないよう境界を守ると考えられている神です、王子神社の道祖神は、寛文元年(一六六一)の銘があり、石祠型のものとしては県内最古、安山岩製、高さは七二cmです。(松戸市教育委員会掲示より)

王子神社の周辺図


参考資料

  • 「千葉県神社名鑑」