正真寺|松戸市栄町にある真言宗豊山派寺院

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荷運山正真寺|松戸市栄町にある真言宗豊山派寺院

正真寺の概要

真言宗豊山派寺院の正真寺は、荷運山と号します。正真寺の創建年代等は不詳ながら、寛文年間(1661-1673)に当地の新田開発が始まり伝兵衛新田が成立、伝兵衛新田の鎮守として建立された稲荷神社(香取稲荷神社)に次いで当寺が建立されたといいます。

正真寺
正真寺の概要
山号 荷運山
院号 -
寺号 正真寺
住所 松戸市栄町5-338-2
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



正真寺の縁起

正真寺の創建年代等は不詳ながら、寛文年間(1661-1673)に当地の新田開発が始まり伝兵衛新田が成立、伝兵衛新田の鎮守として建立された稲荷神社(香取稲荷神社)に次いで当寺が建立されたといいます。

「松戸のお寺」による正真寺の縁起

真言宗豊山派荷運山正真寺
開創については詳しくは分かりませんが、現在の本堂は昭和四十四年に建て替えられました。当山は小金大谷口大勝院の末寺です。
昭和四十年頃から始まった区画整理によりかつて伝兵衛新田といわれた当地が栄町となりました。江戸時代(寛文期)より始まった当地方の幕府による新田開発によって、戸張伝兵衛氏を中心に島根一族・吉岡一族・倉持一族の協力によって、伝兵衛新田と称されることとなったわけです。氏は新田の豊作を願って香取稲荷神社を建て、次いで村民の子々孫々の繁栄を願い、当山が神社の隣に建立されたと伝えられています。
境内には、六地蔵尊が祀られ、また、本堂の中にはご本尊、不動明王をはじめとし、観世音菩薩、地蔵菩薩、弘法大師、興教大師がお祀りされています。
また、境内には栄町北部集会所があり、地域の人々の交流の場として親しまれています。そして昭和六十年に松戸市の保護樹として指定された欅や榎がシンボルともなっています。(「松戸のお寺」より)


正真寺の周辺図


参考資料

  • 「松戸のお寺」