土高山圓能寺|松戸七福神の福禄寿
圓能寺の概要
真言宗豊山派寺院の圓能寺は、土高山と号します。圓能寺は、尊祐上人が文安4年(1447)に開山、応永2年(1395)・天文2年(1533)銘の板碑が残されていることから、寺院の創始としては尊祐上人開山以前の草創も考えられるといいます。松戸七福神の福禄寿、下総四郡八十八所霊場48番です。
山号 | 土高山 |
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院号 | - |
寺号 | 圓能寺 |
住所 | 松戸市千駄堀735 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
圓能寺の縁起
圓能寺は、尊祐上人が文安4年(1447)に開山、応永2年(1395)・天文2年(1533)銘の板碑が残されていることから、寺院の創始としては尊祐上人開山以前の草創も考えられるといいます。
「松戸のお寺」による圓能寺の縁起
真言宗豊山派土高山圓能寺
当山は、今から約570年前、室町時代文安四年(一四四七)尊祐上人によって開山と伝えられておりますが、応永二年(一三九五)、また天文二年(一五三三)と記されたキリク字の板碑が二枚あります。
正徳二年(一七一二)隆光和尚が本堂を建立。ご本尊は阿弥陀如来です。
享保六年(一七ニ一)虚空蔵堂を建立、同十八年(一七三三)疫病(コレラ、チフスなど)避けの大六天神を勧請しました。また、寛延四年(一七五二)に什物とした二畳余の大涅槃図があります。享和三年(一八〇二)の句額は市内最古のものです。
昭和六十三年に松戸七福神ができ、福禄寿尊を奉安し、正月には多くの片が参拝に訪れ賑わっております。
福禄寿尊の「福」は降伏、「禄」は衣食住、「寿」は健康長寿の三つの福徳円満を授かる「福」の神さまです。(「松戸のお寺」より)
圓能寺の周辺図
参考資料
- 「松戸のお寺」