延命山円東寺|江戸川八十八ヶ所霊場
円東寺の概要
真言宗豊山派寺院の円東寺は、延命山と号します。円東寺の創建年代等は不詳ながら、元和年間(1615-1624)の創建と伝えられます。江戸川八十八ヶ所霊場47・69番です。
山号 | 延命山 |
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院号 | - |
寺号 | 円東寺 |
住所 | 流山市市野谷563-1 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
円東寺の縁起
円東寺の創建年代等は不詳ながら、元和年間(1615-1624)の創建と伝えられます。
「流山市史・近代資料編」による円東寺の縁起
円東寺
円東寺は、市野谷区にあり。真言宗新義派に属し、桐ケ谷区西円寺の末派なり。本尊として大日如来を安置す。元和年間の創立なりと称するもつまびらかならず。(「流山市史・近代資料編」より)
円東寺所蔵の文化財
- 石造十二神将
石造十二神将
十二神将は薬師如来と薬師如来を信仰する者を守るとされ、甲冑に身を固めて武器を持った武人の姿であらわされます。
また十二神将は十二支と結びつき、この像でも頭にそれぞれの干支を頂いています。
円東寺の十二神将は高さが四十三センチほど、江戸時代に造られたと考えられます。
十二神将を石で造ること、また丸彫り像であることなどが珍しく貴重です。
髪の毛などに彩色を施し、背面には市野谷村を開いたといわれる寄進者の名前を彫っています。石造十二神将は、江戸時代の石造物として貴重であるばかりでなく、市野谷の歴史を物語る大切な文化財です。(流山市教育委員会掲示より)
円東寺の周辺図