流山閻魔堂|江戸川八十八ヶ所霊場
流山閻魔堂の概要
寺院の流山閻魔堂は、安永5年(1776)の創建と伝えられ、境内には金子市之丞・三千歳の墓があります。江戸川八十八ヶ所霊場46・66番です。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 流山市流山2-116 |
宗派 | |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
流山閻魔堂の縁起
流山閻魔堂は、安永5年(1776)の創建と伝えられ、境内には金子市之丞・三千歳の墓があります。
「流山閻魔堂栞」による流山閻魔堂の縁起
流山根郷の流山閻魔堂
流山閻魔堂は、安永五年(一七七六)の創建と伝えられています。大柄で、黒くて怖い、でもどこか懐かしい顔をした流山村根郷の閻魔大王が鎮座しています。(舌出し閻魔)
仏教では、人間は、「四十九日」には、生前の行い如何により、極楽から地獄までの「六道」の輪廻から生まれ変われるとされています。死後七日ごとに、冥府の十人の王(裁判官)の裁判を受けることになります。その中えも、五番目で三十五日目の閻魔さまは、いくら罪を逃れようと嘘をついても必ず見破ってしまう一番強面で力があることで知られています。
そこで、昔の村人は、みんなが安心して極楽往生出来るようお願いする場所として、流山閻魔堂を建て、こわい閻魔さまを大切にお祀りしました。
そして、この境内には、閻魔さまの化身である救いの菩薩のお地蔵様(六地蔵)が一緒に鎮座しています。いつも信心していれば、どんなに厳しい判決を受けても、地蔵菩薩が地獄でも何処でも迎えに来て、優しく救いの手を差しのべてくれるという「救いの空間」をつくり信仰していました。(「流山閻魔堂栞」より)
流山閻魔堂の周辺図