長福山広寿寺|下総三十三ヶ所観音霊場
広寿寺の概要
曹洞宗寺院の広寿寺は、長福山と号します。広寿寺は、高城左衛門大夫が天正年間(1573-1593)に創建、色翁長瑞が開山したといいます。下総三十三ヶ所観音霊場12番、江戸川八十八ヶ所霊場旧33番です。
山号 | 長福山 |
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院号 | - |
寺号 | 広寿寺 |
住所 | 流山市名都借980 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
広寿寺の縁起
広寿寺は、高城左衛門大夫が天正年間(1573-1593)に創建、色翁長瑞が開山したといいます。
「流山市史・近代資料編」による広寿寺の縁起
広寿寺
長福山広寿寺は、名都借区に在り。禅宗曹洞派に属し、天正年間高城左衛門大夫の創立にして、開祖は、色翁長瑞僧なり。(「流山市史・近代資料編」より)
広寿寺所蔵の文化財
- 観音菩薩坐像(流山市指定有形文化財)
観音菩薩坐像
広寿寺の本尊として大切に守られ信仰されてきた尊像で、高さは五四・三センチメートルの坐像である。
ヒノキ材の寄木造り、玉眼をはめ込み、立派な宝冠をつける。着衣には、細い金箔で線を描く截金の手法による文様が施されている。
均整のとれたプロモーション、丸みをおびた顔立ち、高い髷、截金の文様などから、鎌倉時代の作であることがわかる。また、台座内部の墨書銘により、元禄一五年(一七〇二)台座と光背を修造したことが知られ、像の歴史を物語っている。(流山市教育委員会掲示より)
広寿寺の周辺図