清水山常安寺|臼井六郎常安が開基
常安寺の概要
佐倉市飯野にある臨済宗妙心寺派寺院の常安寺は、清水山と号します。常安寺は、明徳3年(1392)臼井六郎常安が開基となり、円応寺二世道菴和尚が開山したといいます。
山号 | 清水山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 常安寺 |
住所 | 佐倉市飯野186 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常安寺の縁起
常安寺は、明徳3年(1392)臼井六郎常安が開基となり、円応寺二世道菴和尚が開山したといいます。印旛郡誌が刊行された大正2年頃は、間口11間(約20m)の本堂の他、大師堂・地蔵堂を擁していたようです。
「印旛郡誌」による常安寺の縁起
常安寺
飯野村字谷津にあり臨済宗清水山と號す臼井圓應寺の末寺なり明徳三年千葉氏の族臼井六郎常安の開基にして圓應寺第二世道庵開山和尚なり堂宇間口十一間奥行六間境内五百八十三坪(官有地第四種)あり長谷川乗含を住職とし檀徒三十二人を有し管轄廳まで五里十五町十四間あり境内佛堂二宇あり即
一、大師堂 弘法大師を本尊とす由緒不詳建物間口三尺奥行四尺
二、地蔵堂 地蔵菩薩を本尊とす由緒不詳建物間口四尺奥行九尺(寺院明細帳)(「印旛郡誌」より)
常安寺の周辺図