清水山西福寺|千手院の隠居寺として創建
西福寺の概要
佐倉市上志津にある真言宗豊山派寺院の西福寺は、清水山と号します。西福寺は、江戸時代前期に千手院の隠居寺として創建したといいます。千葉寺十善講八十八ヶ所霊場48番です。
山号 | 清水山 |
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院号 | - |
寺号 | 西福寺 |
住所 | 佐倉市上志津1240 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西福寺の縁起
西福寺は、江戸時代前期に千手院の隠居寺として創建したといいます。
境内掲示による西福寺の縁起
西福寺
真言宗豊山派(徳川家と縁が深く関東に信者が多い。総本山は奈良県桜井市の長谷寺)
四百年ほど前に井野にある千手院の隠居寺として建てられました。境内には、六地蔵(人々の苦しみを救う六体の地蔵菩薩)・秩父参拝祈念碑・子安講(安産祈願)・出羽三山(山形にある「月山・羽黒山・湯殿山」の三山。山岳信仰の霊山)参拝記念碑など、数多くの石碑が残されています。(境内掲示より)
「印旛郡誌」による西福寺の縁起
西福寺
上志津區字入の郷にあり千手院の末寺にして眞言宗に屬す本尊阿彌陀如来由緒は不詳堂宇間口七間半奥行五間半境内七百八十六坪(官有地第四種)あり住職福山宥明にして檀徒二百六十戸を有し管轄廳まで四里十七町あり境内佛堂二宇あり即
一、阿彌陀堂 阿彌陀如来を本尊とす由緒不詳建物は方一間半
二、大師堂 弘法大師を本尊とす由緒不詳建物間口四尺奥行三尺(寺院明細帳)(「印旛郡誌」より)
西福寺所蔵の文化財
- 上志津西福寺境内林(佐倉市選定保存樹)
上志津西福寺境内林
西福寺が約350年前、稲野山千手院の隠居寺として建立された当時に境内木として植えられた。(佐倉市掲示より)
西福寺の周辺図