長谷山妙覚寺|雷電為右衛門顕彰碑
妙覚寺の概要
佐倉市臼井台にある日蓮宗寺院の妙覚寺は、長谷山と号します。妙覚寺は、長享2年(1488)に創建したといいます。うすい花の寺八ヶ寺の「さるすべりの寺」です。当寺門前は雷電為右衛門顕彰碑があります。雷電為右衛門(関太郎吉)は、明和4年(1767)長野県に生まれた相撲力士で、新調は6尺5寸(2m弱)、体重45貫(170kg弱)と体にも恵まれ28才で大関に昇進(※横綱はなかったので最高位)、16年間大関に在位していた名力士です。 妻おはん(八重)が、当地出身で、実家が妙行寺(現妙覚寺)の檀家だったことから、引退後は妻の郷里で過ごし、文政8年に亡くなり当寺に葬られています。
山号 | 長谷山 |
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院号 | - |
寺号 | 妙覚寺 |
住所 | 佐倉市臼井台1201 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
妙覚寺の縁起
妙覚寺は、長享2年(1488)に創建したといいます。
「印旛郡誌」による妙覚寺の縁起
妙覺寺
臼井臺町字長谷津にあり長谷山と號す日蓮宗妙満寺派にして千葉郡濱野村本行寺末なり本尊を釋迦牟尼佛とす長享二年の創立明治廿八年四十世日持の時布田薬師の分身を請ひて安置す寺内に小金山源太郎の墓あり源太郎は臼井村の産明和の頃の力士なり堂宇間口五間奥行三間半境内三百九十七坪(官有地第四種)あり住職は立花睿乗にして檀徒二百七十九ひと管轄廳まで四里十八町なり(寺院明細帳郷土誌)(「印旛郡誌」より)
「佐倉市史」による妙覚寺の縁起
妙覚寺(臼井台町)
日蓮宗妙満寺派・千葉郡浜野本行寺末であった。本尊釈迦如来。開創は長享二(一四八八)年という。本寺の本行寺は文明元(一四六九)年の創建で朱印一〇石。妙満寺は京都にあり、開山は日什で弘和三(一三八三)年の開創である。(「佐倉市史」より)
妙覚寺所蔵の文化財
- 雷電為右衛門顕彰碑
雷電為右衛門顕彰碑
江戸時代の寛政から文化年間にかけて無敵を謳われた名大関雷電為右衛門(一七六七~一八二五)の等身大(一米九六)画像に佐久間象山筆(一八一一~六四)筆の十一文字を配した巨大な顕彰碑が妙覚寺境内にあります。雷電歿後百五十三年の命日に因んで建立されたものです。(佐倉・雷電顕彰会掲示より)
妙覚寺の周辺図