猫の足あとによる千葉県寺社案内

宝城院|浦安市堀江にある真言宗豊山派寺院

宝城院の概要

浦安市堀江にある真言宗豊山派寺院の宝城院は、清瀧山と号します。宝城院は、醍醐山願行上人が建久7年(1196)に開基したといいます。当寺の庚申塔は破損が少なく、千葉県有形文化財に指定されています。行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所32番です。

宝城院
宝城院の概要
山号 清瀧山
院号 宝城院
寺号 -
住所 浦安市堀江4‐14‐1
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



宝城院の縁起

宝城院は、醍醐山願行上人が建久7年(1196)に開基したといいます。

「浦安市史」による宝城院の縁起

清瀧山宝城院は真言宗豊山派に属し、堀江四丁目一四番一号にある。本尊は不動明王で、建久七年(一一九六年)四月、醍醐山願行上人の開基といわれている。檀家数は約二三〇戸、境内は約一四八五平方メートルあり、"なで仏"であるぴんづる尊者が名高い。(「浦安市史」より)


宝城院所蔵の文化財

  • 宝城院の庚申塔(千葉県指定有形文化財)

宝城院の庚申塔

この塔は、元文元年(一七三六)十二月、宝城院住職の賢宥法印によって、建立されました。
庚申信仰は、道教(古代中国で成立した不老長生や現世利益を主な目的とした宗教)の三尸説や日待(近隣の仲間が特定の日に集まって、夜明かしする行事)などが習合した信仰です。三尸説とは、干支の庚申にあたる日の夜に、人の体内にいる三尸の虫が抜け出し、天の神にその人がしてきた罪を告げ、これを聞いた天の神がその分だけその人の命を削りとって早死にさせてしまうという信仰です。信者はこれらをさけるため、夜を寝ずに会食し、話をしながら過ごしました。
塔の表面中央に、邪鬼を踏みつけておさえている青面金剛菩薩、その下に庚申の干支にちなんだ「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿、青面金剛の左右の童子と雌雄の鶏、さらに下段には四体の夜叉が見事に彫刻されています。
これほど破損の少ない庚申塔は珍しく、貴重なものであることから、昭和四十四年(一九六九)に千葉県有形文化財に指定されました。(浦安市教育委員会掲示より)

宝城院の周辺図


参考資料

  • 「浦安市史」