林照院|八千代市米本にある真言宗豊山派寺院

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林照院|千葉寺十善講八十八ヶ所霊場

林照院の概要

八千代市米本にある真言宗豊山派寺院の林照院の創建年代等は不詳ながら、江戸期には米本白幡明神宮の別当を務めていたといいます。境内の大師堂は千葉寺十善講八十八ヶ所霊場50・51番です。

林照院
林照院の概要
山号 -
院号 林照院
寺号 -
住所 八千代市米本2034-1
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



林照院の縁起

林照院の創建年代等は不詳ながら、江戸期には米本白幡明神宮の別当を務めていたといいます。

「八千代市史」による林照院の縁起

林照院
新義真言宗。米本村字天神輸に所在。『新義十五』に千手院の門徒寺として載せられている。事保八年の米本村寺院明細帳(『資料編近世Ⅳ』)には、境内は東西・南北とも一八間、寺付きの畑が二畝あり、境内・畑とも除地(年貢免除の土地)とある。また、村内の白幡明神宮の別当とあるので、同宮を管理下においていたことが知られる。(「八千代市史」より)

「印旛郡誌」による林照院の縁起

林照院
米本區字天神輪にあり眞言宗新義派に屬し中本寺千手院末たり不動明王を本尊とす由緒不詳堂宇間口二間奥行二間半境内七百九十八坪(官有地第四種)あり福山宥明寺務を司り檀徒二十九人を有し管轄廳まで五里あり狩野文教の書ける十王像を蔵す境内佛堂一宇あり即
一、大師堂 本尊弘法大師にして由緒不詳間口三尺奥行三尺五寸(寺院明細帳)(「印旛郡誌」より)


林照院の周辺図


参考資料

  • 「八千代市史」
  • 「印旛郡誌」