西福寺|千葉寺十善講八十八ヶ所霊場
西福寺の概要
八千代市米本にある真言宗豊山派寺院の西福寺は、龍休山無量院と号します。西福寺の開山・開基は不詳ながら、天正18年(1590)に創建、明治維新後の神仏分離令まで地内の水神社の別当を務めていたといいます。境内の大師堂は千葉寺十善講八十八ヶ所霊場52番です。
山号 | 龍休山 |
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院号 | 無量院 |
寺号 | 西福寺 |
住所 | 八千代市米本1097-1 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西福寺の縁起
西福寺の開山・開基は不詳ながら、天正18年(1590)に創建、明治維新後の神仏分離令まで地内の水神社の別当を務めていたといいます。
「八千代市史」による西福寺の縁起
西福寺
新義真言宗。米本村字平戸口に所在。龍休山無量院と号した(後記墨書銘)。『新義十五』に千手院の門徒寺として載せられている。前記明細帳に境内東西一三間・南北一二間と、寺付きの畑六畝二歩が除地とあり、村内の薬師堂と水神宮二社の別当である旨記している。不動明王像の光背裏に墨書銘があり、この像は事保元年(一七一六)の法印舜覚の時に造立されたことが知られる。(「八千代市史」より)
「印旛郡誌」による西福寺の縁起
西福寺
米本區字平戸口にあり千手院末にして眞言宗新義派に屬す本尊阿彌陀如来を安置す天正十八庚亥年八月創立なれど開山開基不詳堂宇間口三間奥行三間半境内三百十坪(官有地第四種)福山宥明寺務を兼ね檀徒百四十七人ありて管轄廳まで五里十四町なり境内佛堂一宇あり即
一、大師堂 弘法大師を本尊とす由緒不詳間口三尺奥行三尺五寸なり(寺院明細帳)(「印旛郡誌」より)
西福寺の周辺図
参考資料
- 「八千代市史」
- 「印旛郡誌」